2.教育活動 |
教育実践上の主な業績 |
年 月 日 |
概 要 |
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む) |
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1) |
予習教材と復習の小テストの実施 |
2003年4月〜現在 |
建築材料学では市販の教科書を購入させているが、その教科書に沿った書き込み式予習プリントを作成し予習して授業に臨むよう学生に配布している。また復習として授業翌週に毎回小テストを行い知識の定着を図る。 |
2) |
CG操作活用した演習 |
2003年4月〜現在 |
インテリア装備学では配色の概念など講義だけではわかりにくい内容について学生にコンピュータの画像処理により学習と行う。CGにより試行錯誤を繰り返すことは、知識を実際の空間への応用を体験し、理解を深めることにつながっている。またコンピュータ操作の技術を扱うことで専門的な技能の獲得と能力向上を目指している。 |
3) |
住宅メーカー、現場への実習 |
2006年9月〜現在 |
建築材料学では講義と住宅メーカー研究所の見学を平行して行い、講義での知識を体験できるよう実践している。 |
4) |
1年生に対する「大学の学び」小人数教育の実践 |
2007年4月〜現在 |
生活福祉文化基礎演習Iでは大学での学び(授業の受け方、書籍の読み方、レポートの書き方)などを実践的に少人数教育のもと行っている。 |
5) |
大学キャンパスの改修事業での、インテリア提案 |
2015年 |
大学創立50周年記念事業として行われた、大学校舎の改修において、校内の家具の選択などにゼミ学生がインテリアの提案を行った。 |
6) |
学生による模擬授業の実施 |
2015年4月~現在 |
建築材料学は一人一つの材料を担当し、20分程度の模擬授業の実施を行っている。授業に必要な教材づくり(人に伝える工夫)や、教材の配信の仕方についても実践できる能力を身につける。 |
7) |
京都の建築やまちに対する関心を高めるための学外学習の実施 |
2015年4月~現在 |
京都の文化や建築を体験することで学生が日本文化に関心をもつことを目指し、学外学習を行っている。上賀茂神社、社家町、祇園祭の頃の夏支度の町家めぐり、聴竹居、京都迎賓館など。 |
8) |
学生マンション業者とのインテリアコーディネート提案のコラボ活動 |
2018年1月〜3月 |
学生賃貸マンションの業者とコラボして、モデルルームのインテリア提案と飾り付けを授業の一部として実施した。 |
9) |
市原野学区での住環境調査の実施 |
2018年4月〜2019年3月 |
学区の社会協議会や自治会と連携し、学生が住環境調査を実施した。また調査結果を地域のシンポジウムにおいて発表(フィードバック)をした。 |
10) |
おふろ部の活動(産官学連携活動) |
2019年9月~現在 |
(株)ノーリツ、京都市上下水道局、(株)電通が軸となり、大学13校が加盟するおふろ部に加盟し、日本のおふろ文化を大切にする、SDGsやエシカルの観点からおふろでできることなどを追求し、情報発信する活動を行っている。 |
11) |
知識を内省化することを目的とした教育 |
2020年9月~現在 |
学習した知識を実生活に生かすことのできる能力を伸ばすために、実生活の課題に対して知識をどう応用して提案に結び付けるかを考える授業を行っている。 |
12) |
インテリアコーディネーター勉強会の実施 |
2020年6月~現在 |
インテリアコーディネーターの資格試験の受験を目指す学生と一緒に勉強会を開催している |
13) |
ソフィア館1階ロビーのリフォームに関するゼミ活動 |
2021年10月~2022年2月 |
学生課と住環境ゼミとの学内連携活動として、ソフィア館1階ロビーのリフォームに伴い、学生にとって居心地の良いスペースになるよう改装プランを考案、壁面装飾を作成するなど取り組んだ。住環境ゼミとして、学長奨励賞(団体)を表彰された。(2022年3月11日) |
14) |
キャリアセンターのリフォーム活動 |
2022年10月~2023年1月 |
「インテリア装備学」の受講生とともに、キャリアセンターの課題「学生が入室しにくい雰囲気である」を解決、提案を行った。現状の課題を整理し、どうすればより居心地の良い雰囲気のスペースになるかの提案を募り、実際のスペースの家具移動の際の改善に役立てた。 |
(2)作成した教科書、教材、参考書 |
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1) |
予習教材 |
2003年4月〜現在 |
建築材料学については市販の教科書を購入させているが、その教科書に沿った書き込み式予習プリントを作成し予習して授業に臨むよう学生に配布している。また復習として授業翌週に毎回小テストを行い知識の定着を図る住環境学では、授業の中で例題をさせることに努め、聴くだけではなく学生自ら考え答えを導き出すまでの課程が修得でき、講義への理解度が高くなるように努めている。空間意匠論では配色の概念など講義だけではわかりにくい内容について学生にコンピュータによる画像処理を実践させる方法をとることにより理解を深め、またPCソフトの扱いなど広い範囲で応用力がつくように努めている。 |
2) |
事前学習確認クイズ |
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事前学習での学習の程度を定着を図り、授業内容に活用することを目的として毎回授業冒頭に行っている。 |
3) |
3D住宅モデルの演習教材 |
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空間意匠論で立体の概念を訓練するために平面図をPCにより3D立体として空間を捉える力を教育している。そのための教育教材。 |
4) |
「レポートの書き方」指導教材 |
2007年4月〜現在 |
新1年生を対象とした生活福祉文化基礎演習での大学での学びの中のレポートの書き方を指導するためのプリント。 |
5) |
「ディスカッションの方法」指導教材 |
2007年4月〜現在 |
新1年生を対象とした生活福祉文化基礎演習での大学での学びの中のディスカッションを指導するためのプリント。 |
6) |
manabaを利用した小テストの作成 |
2018年6月〜現在 |
予習と復習を日常的に行うために、manabaの小テストをほぼ毎回小テストとして実施している。 |
7) |
ブレンド授業による知識の内省化のための教材 |
2020年9月~現在 |
「住環境学」の授業方法を、オンライン授業と対面授業を交互に行うブレンド授業方式とした。オンライン授業では動画コンテンツにより住環境に関する知識を学び、ノートを作成する。対面授業ではオンライン授業で学んだ知識を、実生活で活用できる力を養うことを目的に、レスポンを用いた意見共有と、ミニッツペーパーを用いての実生活への提案を考えそれを受講生で共有し、知識の内省を促進した。授業評価においても、実生活で住環境について考えて行動するようになったなど、授業の取り組みによる効果がみられた。 |
8) |
事前学習のための動画コンテンツ教材の作成 |
2020年4月~ |
授業事前学習のための動画授業資料を作成している。 |
9) |
空間のトータルコーディネートと図面描画に関する教材 |
2021年4月~ |
安全性、快適性、衛生性、効率性がトータルコーディネートされた質の良い住まいの空間計画と、それを図面で描画できる技術を身に着けることを目的とした教材を作成している。 |
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等 |
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1) |
研究成果や経緯については随時紹介 |
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生活環境特論や卒業研究では教員の研究と連携したテーマを選択させ、学生が実践的な研究活動に携わる教育をしている。 |
(4)その他教育活動上特記すべき事項 |
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