氏名 | 堀 勝博 (HORI Katsuhiro) |
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所属 | 国際言語文化学部 国際日本文化学科 | |||||||||||||||
職名 | 特任教授 | |||||||||||||||
主要学歴 |
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取得学位 | 文学修士 | |||||||||||||||
研究分野の概要 | 古代日本語と古代日本文学(和歌)を研究しています。主に万葉集の歌について、語彙・意味・文字の観点から、存疑の作をとりあげ、新たな解釈を試みています。 | |||||||||||||||
キーワード | 古代文学、語彙・意味、文字、日本語史 | |||||||||||||||
主要職歴 |
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学内活動 | 大学評議会、研究倫理審査委員会委員 |
教育・研究活動 | |
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1.担当科目 | 学 部:日本語コミュニケーションIII、国語学概論、日本語教育入門、日本古典文学講読、日本語文法、日本年中行事論、基礎演習、発展演習、専門演習、卒業研究、国語科教育法III、国語科教育法IV、教育実習事前事後指導B、教職実践演習、日本語教育実習III、日本語教育実習IV 大学院:日本語学特論、日本語学演習、国語教育特論、日本語学演習、特別研究 |
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2.教育活動 | |||
教育実践上の主な業績 | 年 月 日 | 概 要 | |
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む) | |||
1.教育内容の工夫 | |||
1) | 言語コミュニケーションIIIの授業について「デジタル化時代における大学生の国語力回復のための基礎教育―漢字・語彙・書写を重視した実践」として申請し、2007年度より日本私立学校振興・共済事業団の経常費補助金対象となった。事業終了後もペン習字をはじめ、書写の教育を続けている | 2007年4月〜 | 毎時間、書写課題と漢字小テスト、敬語・語彙の課題、手紙など実務日本語作文の課題等を実施し、総合的な国語力の向上を目ざしている。授業終了時には、多くの学生が書写能力の向上を実感している。また2008年度に実施した日本語検定3級に受験者全員が合格し(一名準認定)、2009年度日本語検定試験優秀団体賞(大学の部)を受賞したことも特筆できる。 書写教育の詳細については、下記URL参照。 http://ameblo.jp/nd-hori/entry-11907526743.html |
2) | 日本年中行事論の授業で、下鴨神社のご協力を得て、同神社権宮司 宮暘先生の特別講義を導入し、講義内容の充実に努めている。 | 2012年4月〜 | 日本における年中行事の意味や由来について講義を行っているが、年中行事の基盤となる神社の現場を訪ね、関係者に直接お話をうかがうことで、講義内容の理解がいっそう深まり、受講者の手応えを感じている。 |
3) | 専門演習のクラスで課外活動として、「京都百人一首」を選定し、歌かるたの制作を行って、商品化し、その活動が2013年度京都府文化力チャレンジ事業に認定された。 | 2012年4月〜2014年3月 | 2012年度人間文化学科3年次生必修科目「専門演習」(日本語と古典文化ゼミ)のクラス10名で、京都市内の地名を詠み込んだ歌を100首選び出し、「京都百人一首」を選定、絵本作家・イラストレーター 永田萠先生のご指導も得て、カルタの制作を行い、販売した。その活動が2013年度京都府文化力チャレンジ事業に採択され、新聞にも大きく取り上げられた。 |
2.教育方法の工夫 | |||
1) | 日本語教育入門の授業で、外国人の立場に立って日本語を見直す習慣を身につけさせるため、毎時間宿題を与えた。 | 2008年4月〜 | 「うれしい」「たのしい」の違いなど、母語話者としての日本人が考えないような質問項目を13項目設定し、毎時間の宿題としてレポートを提出させた。日本語教育のおもしろさに目が開かれたという学生が多かった。 |
2) | 日本年中行事論の授業で、インターネット配信を行った。 | 2010年9月〜2011年2月 | 「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム(GP)―文化芸術都市京都の文化遺産の保存・活性化を支える人材育成プログラムの開発・実施」の一環として、日本年中行事論の授業15回分をインターネットで配信した。また、同授業の第8回目には、下鴨神社権宮司宮晹先生を特別講師としてお迎えした。 |
3) | 日本語教員養成課程の最終科目「日本語教育実習II」「日本語教育実習III」「日本語教育実習IV」について、IIについては京都工芸繊維大学国際教育課、IIIについては、香港中文大学専業進修学院、IVについては香港YMCAの協力のもとに実現を果たした。 | 2011年8月〜 | 日本語教育実習の充実は、日本語教員養成において重要な課題であるが、本学では、I、II、III、いずれも他大学にあまり例のない形式で実施で行っており、とくに2014年度初めての実施となった香港YMCA関連教育機関での「日本語教育実習IV」は、海外在住の児童・生徒を対象とした日本語教育実習であり、日本でも唯一の試みとして特記すべきである。 |
(2)作成した教科書、教材、参考書 | |||
1) | 国語学への関心を高め、国語に関する問題意識を喚起するための小課題 | 2007年4月〜 | 国語学概論の講義中に使用する小課題13回分。若者言葉「ふつうに」「やばい」の意味考察、「ドアが閉まります」「ドアを閉めます」の表現効果の違いなど、身近な視点から国語を分析させるようにした。 |
2) | 日本年中行事論 講義資料集 | 2011年3月 | 日本年中行事論の講義テキスト |
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等 | |||
(4)その他教育活動上特記すべき事項 | |||
3.研究活動 | ||||||
著書、学術論文等の名称 | 単著・共著の別 | 発行又は発表の年月 | 発行所、発行雑誌 (及び巻・号数)等の名称 |
編者・著者名 (共著の場合のみ記入) |
該当頁数 | |
(1)著書 | ||||||
1) | 『セミナー万葉の歌人と作品』第9巻「大伴家持2」、「橘の歌」の項 | 共著 | 2003年7月 | 和泉書院 | 神野志隆光・坂本信幸編(青木周平・岩下武彦・内田賢徳・佐藤隆・品田悦一・平舘英子・鉄野昌弘・芳賀紀雄・広岡義隆・身崎寿・毛利正守、堀勝博他) | 1〜15頁 |
2) | 『セミナー万葉の歌人と作品』第12巻「万葉秀歌抄」巻8 鏡王女歌、巻17山部赤人詠春鶯歌の項 | 共著 | 2005年11月 | 和泉書院 | 神野志隆光・坂本信幸編(青木周平・岩下武彦・内田賢徳・佐藤隆・品田悦一・平舘英子・鉄野昌弘・芳賀紀雄・広岡義隆・身崎寿・毛利正守、堀勝博他) | 193頁、330頁 |
3) | 万葉集「思京歌」を読む | 単著 | 2010年3月 | 京都ノートルダム女子大学人間文化学科「文化の航跡」刊行 ブックレット2 | 全35頁 | |
4) | 日本語教師をめざして―京都ノートルダム女子大学日本語教育実習レポート― | 共著 | 2011年3月 | 京都ノートルダム女子大学人間文化学科「文化の航跡」刊行 ブックレット5 | 朱鳳・田中貴子 | 5〜11頁、81頁 |
5) | 日本年中行事論 講義資料集 | 編著 | 2011年3月 | 京都ノートルダム女子大学 | 全144頁 | |
6) | 日本年中行事論 講義資料集別冊 | 単著 | 2011年3月 | 京都ノートルダム女子大学 | ||
7) | 京都百人一首 解説 | 単著 | 2013年11月 | 京都ノートルダム女子大学 | 全25頁 | |
(2)論文 | ||||||
1) | 「片岡」「片山」「交野」について | 単著 | 2005年2月 | 大阪産業大学論集人文科学編115 | 1〜14頁 | |
2) | 国語教育と方言 | 単著 | 2006年5月 | 『教育のプリズム:ノートルダム教育』第5号 | 38〜70頁 | |
3) | 国語教育と方言(続) | 単著 | 2007年7月 | 『教育のプリズム:ノートルダム教育』第6号 | 128〜148頁 | |
(3)その他 | ||||||
1) | 大学教養課程における国語教育私見―高等学校改訂学習指導要領に関連して | 単著 | 2005年11月 | 大阪産業大学学会報 学会創設40周年記念号 | 107〜112頁 | |
口頭発表 | ||||||
1) | 「万葉集『思京歌』を読む」 | 2007年10月 | 京都ノートルダム女子大学人間文化学科・人間文化専攻共催第3回「比較古都論―町の成り立ち 人の往来―」公開講演会 | |||
2) | 小倉百人一首を学ぶ | 2008年8月 | 京都ノートルダム女子大学教員免許状更新講習試行講習(6時間) | |||
3) | 日本年中行事を考える―その特色と祈りの本質― | 単著 | 2012年10月 | 京都ノートルダム女子大学カトリック教育センター主催土曜公開講座 | ||
4) | 日本年中行事を考える―正月と盆行事を中心に― | 単著 | 2012年10月 | 京都ノートルダム女子大学カトリック教育センター主催土曜公開講座 | ||
5) | 日本年中行事を学ぶ − 学校教育への活用視点から− | 単著 | 2014年8月 | 京都ノートルダム女子大学教員免許状更新講習 教員免許状更新講習(6時間) |
4.学会等および社会における主な活動 | |
(1)学会活動 | |
1985年〜 | 国語学会、万葉学会、和歌文学会、解釈学会、全国大学国語国文学会、日本文学協会に所属 |
(2)公的機関の役職等 | |
(3)非営利組織等における活動 | |
2011年1月〜 | 東京書籍 日本語検定研究委員 |
(4)講演講師等 | |
(5)その他 |