氏名 | 矢島 雅子 (YAJIMA Masako) |
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所属 | 現代人間学部 福祉生活デザイン学科 人間文化研究科 生活福祉文化専攻 |
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職名 | 講師 | |||||||
主要学歴 |
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取得学位 | 文学修士 | |||||||
研究分野の概要 | 研究分野は障害者福祉論であり、成人期の障害のある人の日中活動をはじめとする生活支援のあり方について研究しています。現在、障害者権利条約が批准され、障害のある人の社会参加の促進が重視されています。障害のある人が地域で安心してその人らしく暮らし続けるためには、福祉サービスの質を向上させることが課題となります。日中活動をはじめ、余暇活動や居住支援を実施する福祉サービスが整備されているのか、利用者の立場に立ち、検証を続けています。 | |||||||
キーワード | 「障害のある人、生活支援、日中活動支援、余暇活動支援、居住支援」 | |||||||
主要職歴 |
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学内活動 | 2010年4月〜2012年3月 学生委員会 2010年4月〜2012年3月 心理臨床センター運営委員会 2010年4月〜 カトリック教育センター 2011年4月〜2012年3月 学生寮委員会 2011年4月〜2012年3月 施設・設備開発委員会 2011年4月〜2013年3月 マザーテレジアに学ぶ会 2012年4月〜2012年3月 FD委員会 2014年4月〜 キャンパスハラスメント相談員 2014年4月〜 心理臨床センター運営委員会 2015年4月〜 キャリアセンター推進委員 2012年4月〜 ハンドメイドサークル顧問 |
教育・研究活動 | |
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1.担当科目 | 学 部:ソーシャルワーク基礎論、生活福祉文化基礎演習I、生活福祉文化基礎演習II、生活福祉文化基礎演習III、生活福祉文化基礎演習IV、生活福祉文化特論、卒業研究、障害者福祉論、社会福祉援助技術演習I、社会福祉援助技術実習指導I、社会福祉援助技術実習指導II、社会福祉援助技術実習指導III、社会福祉援助技術現場実習、児童館実践演習、介護等体験 |
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2.教育活動 | |||
教育実践上の主な業績 | 年 月 日 | 概 要 | |
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む) | |||
22年度授業評価 | 2010年4月〜 | 22年度授業評価アンケートは、「授業の内容を理解できた」「授業の内容に興味・関心をもてた」について高い評価があった(生活福祉文化基礎演習)。また、DVDを使用し具体的な事例を紹介することにより「授業の内容に興味・関心をもてた」と評価があった(障害者福祉論)。今後も授業評価をふまえ、参加型の授業になるよう工夫を行いたい。 | |
23年度授業評価 | 2011年4月〜 | 23年度授業評価アンケートは、「教員の授業への取組に熱意を感じた」「使う教材は適切であった」について高い評価があった。DVDの使用により学生の興味を広げることができた(障害者福祉論)。今後も授業評価をふまえ、学生が意欲的・積極的に取り組むように授業を行っていきたい。 | |
24年度授業評価 | 2012年4月〜 | 24年度授業評価アンケートは、障害者福祉論の講義では「授業への興味・関心」について高い評価があり、見方や考え方が変わったという自由記述もあった。しかし、「教科書を活用してほしい」「パワーポイントの切り替えが早い」という改善すべき点もあり、学生の理解度に合わせた教材づくりやプレゼンテーションを工夫していきたい。今後は学生が主体的に学ぶことができるよう、予習復習の課題提出やグループディスカッションを取り入れていきたい。 | |
25年度授業評価 | 2013年4月〜 | 25年度授業評価アンケートは、「教員は学生の理解や反応に柔軟に応じて授業を進めた」については、高い評価があった(障害者福祉論)。また、パワーポイントが分かりやすかったという自由記述もあり、使用するテキストや資料は適切であったと評価できる。しかし、「思考・解決する力」が向上したという項目は評価が低かった。今後の課題は、事例を用いたグループディスカッションを実施し、学生の思考力の向上を目標としていきたい。 | |
26年度授業評価 | 2014年4月〜 | 26年度の授業評価アンケートは、授業の状況について、6割以上が「授業は興味関心の持てる内容であった」「学生の理解や反応に応じて授業を進めていた」と回答していた(障害者福祉論、生活福祉文化基礎演習、社会福祉援助技術演習I)。授業の良かった点については、「視聴覚教材を使ってもらって分かりやすかった」「パワーポイントで分かりやすかった」等という自由記述もあったが、改善すべき点としては、「授業のペースが遅い」「レポートはコメントをつけて返してほしい」等という自由記述もあり(障害者福祉論)、学生の気づきや意見に対してフィードバックし、学生の学ぶ意欲を引き出す授業づくりが必要である。今後は、学生の理解力や学生の意見等を把握し、フィードバックしながら、より理解が深まる授業を行っていきたい。 | |
(2)作成した教科書、教材、参考書 | |||
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等 | |||
23年度社会福祉援助技術実習報告会 講演 | 2011年6月9日 | 実習報告会第1部講演において「知的障がい者の日中活動を支援する」というテーマで講演を行った。 | |
(4)その他教育活動上特記すべき事項 |
3.研究活動 | ||||||
著書、学術論文等の名称 | 単著・共著の別 | 発行又は発表の年月 | 発行所、発行雑誌 (及び巻・号数)等の名称 |
編者・著者名 (共著の場合のみ記入) |
該当頁数 | |
(1)著書 | ||||||
1 | 家族社会学−基礎と応用− | 共著 | 2008年5月 | 九州大学出版会 | 木下謙治、保坂恵美子、園井ゆり、佐々木美智子、倉重加代、浅利宙、倉富史枝、眞田壮士郎、矢島雅子 | 197頁〜211頁 |
2 | 生活福祉文化資源の探求 | 共著 | 2013年3月 | ナカニシヤ出版 | 石井浩子、牛田好美、加藤佐千子、桐野由美子、酒井久美子、佐藤純、竹原広美、鳥居本幸代、中村久美、萩原暢子、畠山寛、三好明夫、矢島雅子、山本智也、米田泰子 | 189頁〜204頁 |
3 | 子ども家庭福祉のフロンティア | 共著 | 2015年4月 | 晃洋書房 | 伊藤良高、金子幸、香崎智郁代、山本克司、宮崎由紀子、椋木香子、永井知子、桐原誠、仲田勝美、矢島雅子、加藤誠之、永野典嗣、竹下徹、下坂剛、三好明夫、若宮邦彦 | 59頁〜66頁 |
(2)論文 | ||||||
1 | 「福祉学生のストレスに関する研究」 | 共著 | 2006年3月 | 久留米大学文学部紀要社会福祉学科編第6号 | 保坂恵美子、大西良、藤島法仁、占部尊士、鋤田みすず、矢島雅子 | |
2 | 「授産施設・小規模作業所におけるボランティアの役割(査読付)」 | 単著 | 2005年4月 | 西日本社会学会年報第3号 | 159頁〜164頁 | |
3 | 「知的障害のある人のストレングスを高める支援 デイサービスの実践」 | 単著 | 2012年3月 | 京都ノートルダム女子大学研究紀要第42号 | 43−54 | |
4 | 「成人期の障害のある人の日中活動支援の現状と課題」 | 単著 | 2014年3月 | 京都ノートルダム女子大学研究紀要第44号 | 75−87 | |
5 | 障害の重い人たちの日中活動と居住支援に関する一考察 | 単著 | 2015年3月 | 京都ノートルダム女子大学研究紀要第45号 | 85-97 | |
(3)その他 | ||||||
知的障害のある人のストレングスを高めるデイサービスの取り組み | 単著 | 2011年7月 | 全国障害者問題研究会 レポート集 第45回全国大会 | 168 | ||
知的障害者の余暇を支援する−ガイドヘルパーの役割− | 単著 | 2011年11月 | 日本人間関係学会第19回大会発表要旨 | 44−45 | ||
「障害者生活介護事業所における日中活動プログラムの展開−地域の大学生との交流事業−」 | 単著 | 2012年12月1日 | 第36回日本人間関係学会関西地区会研究会、関西学院大学大阪梅田キャンパス | |||
「成人期の障害のある人の日中活動支援の現状と課題」 | 単著 | 2014年3月2日 | 2013年度日本社会福祉学会関西ブロック関西社会福祉学会、神戸親和女子大学 |
4.学会等および社会における主な活動 | |
(1)学会活動 | |
2002年4月〜現在 | 日本社会福祉学会会員 |
2002年4月〜現在 | 日本地域福祉学会会員 |
2011年4月〜現在 | 全国障害者問題研究会 |
2011年4月〜現在 | 日本人間関係学会会員 |
2014年6月〜現在 | 日本キリスト教社会福祉学会会員 |
(2)公的機関の役職等 | |
(3)非営利組織等における活動 | |
(4)講演講師等 | |
2014年10月11日 | 京都ノートルダム女子大学 カトリック教育センター土曜公開講座において、「障がいのある子どもの命をみつめて」というテーマで1時間の講演を行った。講演では、子どもの命が選別される出生前診断や虐待の問題、聖書の御言葉やキリスト者による福祉の実践を取りあげた。 |
(5)その他 |