氏名

立和名 房子

(TACHIWANA Fusako)
所属 国際言語文化学部 国際日本文化学科 
職名 特任講師 
主要学歴
2017年9月 佛教大学文学部人文学科日本語日本文学コース 卒業  
2020年3月 熊本大学大学院社会文化科学教育部教授システム学専攻 修了  
取得学位 修士(教授システム学) 
研究分野の概要 日本語教育,教育工学 
キーワード 学習者研究,教師教育,教材開発,カリキュラム開発,インストラクショナルデザイン 
主要職歴
1996年5月~1999年3月 株式会社JTBインターナショナル  
2000年4月~2001年3月 奈良日本語学院 講師  
2000年10月~2005年3月 学校法人新大阪予備校日本語学科 講師  
2002年10月~2006年3月 学校法人大阪YMCA学院日本語学科 講師  
2006年4月~20011年3月 学校法人大阪YMCA学院日本語学科 常勤講師  
2011年4月~2018年9月 学校法人大阪YMCA学院日本語学科 専任講師  
2018年10月~2020年3月 学校法人大阪YMCA国際専門学校日本語学科 専任講師  
2020年4月~2022年6月 学校法人大阪YMCA国際専門学校日本語学科 教務主任  
2022年10月~現在に至る 株式会社東京中央日本語学院日本語教師養成講座 講師  
2023年4月~2025年3月 龍谷大学留学生別科 講師  
2024年4月~2025年3月 京都ノートルダム女子大学 講師  
2025年4月~現在に至る京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部国際日本語文化学科特任講師  
資格・免許
1993年3月 中学校教諭2種免許状(平4中2第1383号) 
2000年3 日本語教育能力検定試験 合格(991110835) 
2000年5月 ヒューマン・アカデミー日本語教師養成講座420時間コース 修了(96T01-195)  
2012年9月一般財団法人日本語教育振興協会「平成24年度新任主任教員研修」修了  
2016年2月東京大学大学総合教育研究センター  インタラクティブ・ティーチング(MOOC) 修了 
2016年8月東京大学大学総合教育研究センター  インタラクティブ・ティーチング(リアル・セッション) 修了 
2018年8月東京大学大学総合教育研究センター  インタラクティブ・ティーチング(リアル・セッション) 修了 
2020年3月 日本イーラーニングコンソシアム e-Learning Professional eLPベーシック 取得 (eLP-19-B055)  
2020年3月日本イーラーニングコンソシアム e-Learning Professional エキスパート 取得 (eLP-19-E007) 
2020年3月日本イーラーニングコンソシアム e-Learning Professional マネージャー 取得 (eLP-19-M008)  
2020年3月日本イーラーニングコンソシアム e-Learning Professional ラーニングデザイナー 取得 (eLP-19-L006)  
2020年8月日本語教育振興協会「令和2年度文化庁委託 主任教員研修担当講師育成研修」修了 
2021年3月日本語教育振興協会「2021年度文化庁委託 留学生対象の日本語教師初任者研修担当講師育成研修」修了 
学内活動 キャリアセンター推進委員会 
教育・研究活動
1.担当科目学 部:日本語研究,日本語教授法,日本語講読,日本語講読II,日本語教育論II,発展演習II,日本語特講II,専門演習I,専門演習II
 

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2.教育活動
教育実践上の主な業績 年 月 日 概 要
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む)    
1)  テレビのドキュメンタリー番組を用いた日本語上級者向けの授業実施   2006年~2015年   所属校の教師とともにプロジェクトとして教材開発を行い、それを用いた授業を実施した。番組の文字起こしをし、そこから新出語彙・表現を洗い出し、漢字・語彙・文法・短文作成の練習問題の作成、内容についての正誤問題やノートテーキング、要約、ディクテーション等の問題を作るなどした。副教材としては関連書籍から読解問題、聴解問題を作成し、ペーパーテスト、作文、プレゼンテーション、インタビュー等による評価を行った。  
2)  Microsoft Teamsを利用した学科運営  2021年4月~2022年6月  コロナ禍に入国制限下で授業を継続するための手段としてTeamsを導入し、学科運営の基盤を整備した。 
(2)作成した教科書、教材、参考書    
1) 所属学科で使用する教材および試験   2006年4月~2022年6月  作文、語彙、文法、聴解、読解、会話、スピーチ、プレゼンテーション、発音、日本事情、ビジネス日本語、JLPT対策など  
2) 「ITコース:企業の情報化活動研究入門」   2010年1月   海外技術者研修協会が経済産業省が実施した「アジア人材資金構想・共通カリキュラムマネージメントセンター事業」の一環として開発された教材。所属校が開発を受託し、ITの専門家と所属校の他の専任講師チームで開発した。本教材はプロジェクト作業やグループワークによって課題解決に当たるよう演習が組まれており、社会人基礎力を養成することも目指している。  
3) 『テーマ別 上級で学ぶ日本語 三訂版 ワークブック』   2017年4月24日   国内外の日本語教育機関で使用されているテキスト『テーマ別 上級で学ぶ日本語 三訂版』の出版に合わせ、従来の『ワークブック』を大幅に改訂した教材。漢字、表現、読解、聴解の練習で構成されている。  
4) 「日本語能力検定試験N3模擬試験問題集」模擬試験問題   2017年11月、2018年11月   韓国で日本語学校や出版社を経営する企業からの受託により、所属機関の専任講師とともに日本語能力検定試験N3の模擬試験問題(語彙・文法、読解、聴解)を作成した。  
5) 『テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版準拠 力を伸ばす練習帳』   2018年9月18日   『テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版』を使って中級レベルを目指す学習者のための自習用教材。日本語の文の作り方について理解を深め、日本語がより自由に使えるようになることを目標としている。  
6) 『テーマ別 上級で学ぶ日本語 三訂版準拠 力を伸ばす練習帳』   2019年9月17日   前掲の練習帳の上級版で、文と文をつないで短い段落を作り、その段落をまとめて自らの考えを分かりやすく伝えるための練習を取り入れている。日本語の文のまとめ方について理解を深め、自らよりよい文に直していく過程を重視している。  
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等    
(4)その他教育活動上特記すべき事項    
1)  四天王寺大学 ユタ大学夏期日本語集中プログラム 講師   2008年6月、2009年6月   四天王寺大学が行ったアメリカユタ大学の日本語プログラムに所属機関から講師として派遣され、約1か月間週2回日本語の授業を担当した。  
2)  「Googleドライブ講習会」企画、運営   2017年3月   業務上必要な知識やスキルおよび教育活動を行う上で知っておくと役に立つと思われるものについて、学内のICT推進室の担当者とともに研修を実施。  
3)  「日本語教師のための教え方講座」講師   2017年7月、2018年7月、2020年11月   『テーマ別 中級から学ぶ日本語三訂版』を用いた外部向けの現役教師を対象にした教え方講座において、約3か月間講師の一人として講義、教案指導、模擬授業評価、グループワークのファシリテーションを担当。  
4)  ワークショップ「よりよい学びにつなげるためのルーブリック作成」   2017年10月   内部研修として開かれた学内の講師を対象にした研修会において、ルーブリックの作成と活用のためのワークショップを担当。  
5)  日本語教育関連トピック講習会「アクティブラーニング実践編~学びを促す授業づくり~」企画、運営   2019年12月   外部講師を招き、学内の講師を対象にした協同学習の実践についての研修会を企画、運営。  
6)  ワークショップ開催「Zoomによる授業配信」   2020年4月   内部研修として、学内の講師を対象にしたZoom活用のためのワークショ ップを所属学科の講師とともに開催。  
7)  ワークショップ開催「Google Meetの活用方法」  2020年9月   内部研修として、学内の講師を対象にGoogle Meet活用のためのワークショップを所属学科の講師とともに開催。  
8)  「オンライン授業の特徴と生かし方」企画、運営   2020年12月   外部講師を招き、学内の講師を対象にオンライン授業を実施する上での注意点やZoomの機能を効果的に用いる方法などについての研修会を実施。  
9)  日本語教育関連トピック講習会「授業の困りごと解決セッション」企画、運営   2022年1月   外部講師を招き、学内の講師を対象に授業改善の糸口を見つけることを目的にインストラクショナルデザインの考え方・手法についての研修を実施。  
10)  熊本大学教授システム学研究センター「大学版上級ID専門家養成研修」オブザーバー参加  2022年1月  本研修が日本語学校を含む高卒以上の学習者を対象とする「高等教育機関」において、FD機能を担うシニア教員を対象としたときにも耐え得るものになっているかどうかを検証。  
3.研究活動
著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発行雑誌
(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
(1)著書          
1)  「ITコース:企業の情報化活動研究入門」   共著  2010年1月   一般財団法人海外技術者研修協会   浅井宗海 惟任 亀田美保 佐藤真紀   
2)  『テーマ別 上級で学ぶ日本語 三訂版 ワークブック』   共著  2017年4月   研究社   松田浩志、亀田美保 監修 惟任将彦、咲花美紀、佐藤真紀、安本博司、山田勇人 著   
3)  『テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版準拠 力を伸ばす練習帳』   共著  2018年9月   研究社   亀田美保、柿本仁美、高 智子、惟任将彦、佐藤真紀、杉山知里、野口亮子   
4)  『テーマ別 上級で学ぶ日本語 三訂版準拠 力を伸ばす練習帳』   共著  2019年9月   研究社   亀田美保、草野由希子、惟任将彦、佐藤真紀、杉山知里、野口亮子    
(2)論文          
(3)その他          
1)  「活動記録 2010-2012年度 日本語学校における進学予備教育到達目標スタンダードの作成」   共同  2012年6月   Can-do Statement研究会      
2)  「ARCS動機付けモデルを用いた上級ディスカッション授業の振り返り」   単独  2016年8月   日本語教育振興協会 平成28年度日本語学校教育研究大会      
3)  「日本語学校における進学予備教育の可視化-『到達目標スタンダード』の開発 最終報告-」   共同  2017年3月   日本語教育学会 第9回関西研究集会      
4)  「活動記録 2012-2017年度 日本語学校における進学予備教育到達目標スタンダードの作成」   共同  2018年4月   Can-do Statement研究会      
5)  「初任日本語教師のための教案作成指導における課題調査」   単独  2019年9月   日本教育工学会2019年秋季全国大会      
6)  「SNSを活用した有志によるオンラインディスカッションの可能性-遠隔からの学会参加時の逐語録を考察する-」   共同  2020年9月   日本教育工学会2020年秋季全国大会      
7)  「ハイブリッド型オンライン授業の設計の工夫と今後の展望-日本語学習者の関係性の構築および学習経験の質の向上を目指して-」   単独  2021年3月   日本教育工学会2021年春季全国大会      
4.学会等および社会における主な活動
(1)学会活動
2016年4月  公益財団法人日本語教育学会会員(現在に至る) 
2018年7月   一般社団法人日本教育工学会会員(現在に至る)  
(2)公的機関の役職等
(3)非営利組織等における活動
(4)講演講師等
2017年8月  大阪YMCA移転記念講演第二部『テーマ別 上級で学ぶ日本語 三訂版 ワークブック』の説明会において、その特徴や使い方などについての説明を行った。 
(5)その他
2020年8月、2021年8月  武庫川女子大学文学部日本語日本文学科 教育実習生受入  教育実習生受け入れ担当者として、日程調整、授業担当者との打ち合わせ、オリエンテーション、活動日誌・授業見学シートのチェック、コメント記入、振り返り、成績評価などを行った。 
2020年12月  追手門学院大学国際教養学部国際日本学科 授業見学受入  授業見学者受け入れの担当者として、日程調整、オリエンテーション、振り返り、授業見学シートへのコメントなどを行った。 

学部・学科選択